・PCの組み合わせが間違っていないか不安
・組み合わせを手っ取り早く知りたい
・現状の不満を解消したい
せっかく高いお金を出してゲーミングPCを買うなら、その性能を余すことなく使い切りたいですよね。
しかし、パーツ選びを間違えると高性能なPCが本来の力を発揮できません。PC選びにおいて、必ずしも「全てのパーツを最高性能で揃える」ことが正解ではなく、予算や用途によってはコストパフォーマンスを重視した選択肢もあります。
この記事では、性能向上とコストのバランスを見極める「許容範囲」と、予算を無駄にせず最大限のパフォーマンスを引き出す「最適なパーツ構成」について解説します。
ボトルネックとは?
・低解像度(フルHD)+ 高フレームレート = CPUボトルネック
・高解像度(4Kなど)+ 低フレームレート = GPUボトルネック
ボトルネックは単に構成の良し悪しではなく「その瞬間に最も余裕がないパーツ」がどこかを示している現象です。
この現象は固定的ではなく解像度やプレイするゲームによって常に変化します。具体的には、高解像度設定ではGPUが画質を下げてフレームレートを追求する場合はCPUが性能の限界になりやすい傾向にあります。

ボトルネックは完全に無くすことよりも目的に応じてどちらに負荷をかけるかをコントロールする視点が重要です。
CPUボトルネック
フルHDの場合GPUの描画負荷が軽いため、GPUは高速で大量のフレームを描画できます。しかし、そのためにはCPUが高速に描画命令を出し続ける必要があります。
CPUの処理が追いつかないと、高性能なグラボを積んでいてもGPUの使用率が100%にならず「サボっている」状態になります。これがフルHD環境でのCPUボトルネックです。

低解像度の簡単な落書きは早く描けます。
競技系FPSはCPU依存度が高い
競技系FPSゲームはグラフィック負荷が比較的軽く、高いフレームレートを出すことが重要視されます。
高フレームレートを維持するにはCPUの演算能力が不可欠であり、特にRyzenのX3Dシリーズのようなキャッシュを積んだCPUにすることでフレームレートが大幅に伸びます。
GPUボトルネック
解像度が上がるとGPUの描画負荷が激増します。CPUが命令を出す速度よりもGPUの描画処理の方が時間がかかるようになります。
この状態では、CPUが多少性能不足であってもGPUが限界まで働いているためCPUのボトルネックは表面化しにくくなります。

高解像度の絵画は描くのに時間がかかるイメージです。
重量級RPG・オープンワールドはGPU依存度が高い
グラフィックがリッチなゲームはGPU負荷が非常に高いため基本的にはGPUの性能がボトルネックになります。

GPUボトルネックとはゲームに対してグラボが性能不足ということ。
「モンスターハンターワイルズ」のような一部のゲームは例外で、CPUとGPUの両方の使用率が100%近くになるという特殊な高負荷状態になり、両方がボトルネックになるケースもあります。
意外と知らない「メモリのボトルネック」
見落としがちですがメモリの「構成(枚数)」でもボトルネックが発生します。同じ32GBであっても「1枚(32GB×1)」より「2枚(16GB×2)」で動かす方がゲームのパフォーマンスは確実に向上します。
メモリの選び方については「用途で選ぶメモリ容量の決め方」をご覧ください。
メモリは「1枚」よりも「2枚」
BTOパソコンの中にはコスト等の事情で「32GB×1枚」という構成で販売されているモデルをよく見かけます。
・16GB×2枚(デュアルチャネル)
・32GB×1枚(シングルチャネル)
同じ32GBでも「1枚」と「2枚」では性能が違います。実際のベンチマークにおいても、1枚挿しではGPUの性能を引き出しきれずフレームレートが数%〜10%近く低下するケースが実証されています。

本来の性能を損なわないためにカスタマイズで「16GB×2」に変更することをおすすめします。
なぜ1枚だと遅くなるのか?
「片手で作業するか、両手で作業するか」の違いに似ています。
・1枚挿し(片手作業)だとどんなに力があっても片手だけでは一度に運べる荷物の量が限られてしまいます。
・2枚挿し(両手作業)両手を使えば一度に2倍のデータを運べるため、CPUやグラボへの受け渡しがスムーズになります。
失敗しないCPUとグラボの組み合わせ
失敗しないためには「RTX 5070以上」のグラボを基準にし、それに合わせて「Ryzen 7 9700X」や「Core i7-14700F」クラスのCPUを組み合わせるのが長く使える今のトレンドです。

予算が許すならゲーム性能最強の「Ryzen 7 9800X3D」を選んでおけば間違いありません。
ボトルネック早見表
現在の主流パーツで「ボトルネックが起きない組み合わせ」をまとめました。価格が安ければ「許容範囲」とするものの、性能を重視するなら避けるべき妥協ラインも記載してあります。PCを選ぶ際はこの表を基準にしてください。
| GPU | 【Intel】 | 【Ryzen】 | 妥協ライン |
|---|---|---|---|
| RTX 5060 | Core i5-13400 Core i5-14400 | Ryzen 5 7500 Ryzen 5 7600 | Core i5-12400 Ryzen 5 5700 |
| RTX 5060 Ti | Core i5-13400 Core i5-14400 | Ryzen 5 7500 Ryzen 5 7600 | Core i5-12400 Ryzen 5 5700 |
| RTX 5070 | Core i7-14700 Core i5-14600 | Ryzen 7 9700 Ryzen 7 7700 | Core i5-14400 Ryzen 7 7700 |
| RTX 5070 Ti | Core i7-14700 | Ryzen 7 9700 Ryzen 7 7700 | Core i7-14700 Ryzen 7 7700 |
| RTX 5080 | Core i7-14700 Core i9-14900 | Ryzen 7 9700 Ryzen 7 9800X3D | Core i7-14700 Ryzen 7 9700 |
| RTX 5090 | Core i9-14900 Core Ultra 9 285K | Ryzen 7 9800X3D Ryzen 9 9950 | ※妥協するべきではありません。 |
ボトルネックを妥協する際の【3つの注意点】
・解像度と目的による「許容範囲」の違い
・「電源容量」に注意
・将来の「拡張性」
あえてCPU性能を落としてコストを抑えてPCを構成する際、単に「性能が少し落ちる」だけでなく「ゲームによっては動作が不安定になる」「将来のアップグレードができない」といったリスクがあるため、この3点には注意が必要です。
解像度と目的による「許容範囲」の違い
解像度を上げるとGPUの負荷が激増しCPUの仕事量が相対的に減ります。そのため、CPUが多少弱くてもGPUが全力で稼働するためボトルネックの影響は感じにくくなります。

高画質(WQHD/4K)狙いなら妥協OK
「Apex」や「Valorant」などで240fps以上を出したい場合、CPUの処理能力が直結します。ここでCPUをケチると、どんなに良いグラボを積んでもフレームレートが伸びずカクつきの原因になります。

高フレームレート(フルHD・FPS)狙いなら妥協NG
「電源容量」に注意
コスパ重視の「ボトルネック構成PC」は電源ユニットがギリギリであることが多いです。
例えば「Core i7-8700F + RTX 4060 Ti」のような構成で電源が500Wしかないモデルが販売されています。
「Apex」のような普通のゲームなら動きますが「モンスターハンターワイルズ」のようなCPUとGPUの両方を100%近く酷使する最新ゲームを遊ぶと、電力不足でPCが落ちたり性能が大幅に低下したりするリスクがあります。

電源容量はブレーカーのようなもの。容量を超えると電源が落ちます。
- 対策
- 妥協構成であっても電源容量には少し余裕(650W〜750W以上)を持たせるか、電力消費の激しいゲームではフレームレート制限をかけるなどの工夫が必要です。
将来の「拡張性」
Ryzen 5000番台やIntel 12/13/14世代の一部の古いCPUで妥協する場合、メモリ規格がひと世代前の「DDR4」であることが多いです。
数年後に「やっぱりCPUを最新にしたい」と思っても、Ryzen 9000番台やCore Ultraなどの最新のCPUは「DDR5」メモリ専用です。
そのため、CPU交換だけでなく、「マザーボード」と「メモリ」も総取っ替えになり、結果として高くつく可能性があります。
- 対策
- 将来的にパーツ交換で延命したいなら今少し高くても「DDR5」対応のプラットフォームを選んでおくのが賢明です。
「性能はグラボが9割」は嘘?
ゲーミングPCにおいて「最も重要なのはグラボであり、CPUはその次」という大原則があります。ただし、それは「最低限の土台」があってこその話です。
ゲーミングPCの主役は間違いなくグラボですが性能を100%引き出すには処理速度に見合ったCPUが必要不可欠です。

CPUに過度な予算をかける必要はありませんが「グラボに合わせて足を引っ張らないCPUを選ぶ」という視点は必要です。
ゲームタイトルによる「極端な相性」
・Escape from Tarkov
・モンスターハンターワイルズ
・鳴潮
・VRChat

上記の4つは特に注意が必要です。
PCのスペックが高いから大丈夫とは限らず、遊びたいゲームに合わせた「相性」を考慮してパーツを選ぶ必要があります。
特定のタイトルにギリギリ合わせるのではなく、どんな理不尽なゲームが来ても耐えられる「余裕」を持たせて選びましょう。
Escape from Tarkov
このゲームはグラボの性能よりもCPUの「キャッシュ容量(3D V-Cache)」に極端に依存するという特徴があります。
高性能CPUを使ってもフレームレートが伸び悩むのに対して、「Ryzen 7 9800X3D / 7800X3D」のようなX3Dモデルを使うと劇的にフレームレートが向上します。

タルコフはグラボをランクアップさせるよりもX3D付きCPUに変える方が効果的な場合があります。
タルコフのメモリ64GB必須説について
「64GB必須」という説は、「長時間稼働でメモリが無限に増える」というゲームの挙動と「公式の過剰な記載」が元になっていますが、現行の環境では設定や再起動で容易に対策できるため実用上は32GBあれば十分です。
モンスターハンターワイルズ
・CPUとGPUの同時100%負荷
・VRAMとメインメモリの使用率
「モンスターハンターワイルズ」は、単に「グラフィックが綺麗だから重い」のではなく、「最適化不足でPCを効率的に使えていない」ため、CPU・GPU・メモリの全てに過剰な負荷をかけるタイトルです。
CPUとGPUの同時100%負荷
通常のゲームはGPU使用率が90〜100%でも、CPU使用率は40〜50%程度で済むことが多く、電力消費にはある程度の余裕があります。
ワイルズはCPUとGPUの両方の使用率が90〜100%近くまで同時に上昇するというベンチマークテストでも稀な「ダブルフル負荷」状態になります。
ゲーム側の「最適化不足」によるもので設定を下げても負荷があまり下がらず、画質が著しく劣化するだけで重いという現象は改善されません。

5060 Tiクラスで遊ぶ場合は画質設定を中〜高に落とし、さらにDLSSやフレーム生成を有効にすることが必須です。
VRAMとメインメモリの使用率
VRAM 8GBのグラボでは最高設定での動作が厳しくテクスチャ貼り遅れなどの問題が発生しやすくなります。これが拡散して「PCゲーム全体のVRAM 16GB信仰」を加速させた一因とも言われています。
メインメモリの消費も激しく、32GBが推奨ラインです。
鳴潮
・Radeonとの相性問題
・優遇されているNVIDIA
アップデートで追加された高画質機能への対応がNVIDIAの方が圧倒的に優れています。Radeonを選ぶと画質やフレームレートで妥協するか、BAN覚悟で外部ツールを使うかという厳しい選択を迫られることになります。
Radeonとの相性問題
RadeonのグラボではNVIDIAのような強力なフレーム生成機能が公式にはサポートされておらず最適化が進んでいない状況です。
Radeonで最新のアップスケーリング技術やフレーム生成を無理やり適用させるために外部の非公式ソフトを使用する方法がありますが、オンライン要素のあるゲームで外部ツールを使ってグラフィック描画に介入することは、運営側から「チート(不正行為)」と判定され垢BANのリスクがあるので推奨しません。
優遇されているNVIDIA
NVIDIAのグラボであれば、DLSSやフレーム生成を公式機能として利用でき画質を保ったままフレームレートを大幅に向上させることが可能です。レイトレーシングをオンにした際の描写品質や処理効率においても、NVIDIAの方が優れています。
VRChat
・Radeon固有の描写バグ
・VRAM容量は12GBで十分
VRゲーム自体がまだ発展途上で最適化が甘いものが多く、ユーザー数の多いNVIDIAを前提に作られているケースが大半です。
そのため、Radeonでは予期せぬ不具合や「相性問題」が起きやすくトラブルシューティングの情報も少ないため、初心者には注意が必要なポイントがあります。
Radeon固有の描写バグ
Radeonを使用すると「水面の反射描写がバグって、変に発光する」という固有の現象が起きることがあります。
VRAM容量は12GBで十分
VRChatは確かにVRAMを消費しますが、12GBあればほとんどのワールドは問題なく動作します。VRAM 16GB以上が必須になるのは最適化されていない極端に重い部屋や、特殊な大規模インスタンスなど「ごく一部の例外」に限られます。
VRAM 16GBのRadeonを選ぶよりも、VRAM 12GBでも基本性能が高く描写バグのないNVIDIAを選んだ方が結果的に快適に遊べます。
ボトルネックを「解消・緩和」するための具体的な解決策
・ハードウェア交換による根本解決
・設定の調整によるコスト0円の緩和策
最も手っ取り早い解決策は「やりたいゲームと解像度に合わせて、性能が弱いパーツを買い換える」ことですが、まずは「画質設定やDLSSの調整」で負荷のバランスを整えることから始めてみましょう。
ハードウェア交換による根本解決
ボトルネックが発生しているパーツを特定し、より高性能なものに交換するのが最も確実な解決策です。
フレームレートが伸びない場合
グラボの使用率が低いのにフレームレートが出ない、FPSゲームで高fpsが出ない場合はCPUをアップデートすることで解決します。
特に、「タルコフ」や「Apex」などのゲームではキャッシュを増量したRyzenの「X3D」シリーズに交換することでフレームレートが劇的に向上します。

CPU交換はマザーボードやメモリの交換も伴う場合がありコストと手間がかかるので中級者向けです。
画質を上げると重い場合
4KやWQHD解像度でゲームがカクつく、グラボの使用率が常に100%で張り付いている場合はグラボをアップデートすることで解決します。
解像度が高いほどGPU性能が要求されます。例えば、WQHDで高設定を維持したいならRTX 5060 TiからRTX 5070 Tiや5080へアップグレードすることで設定を落とさずにボトルネックを解消できます。
スタッタリングや強制終了が起こる場合
最新ゲームでカクついたり強制終了する場合はメモリを32GBへ交換することで解決します。
メモリの増設は単に挿すだけでは不十分で、異なるメーカーや型番、さらには製造時期の異なる製品を混在させると相性問題によりPCが強制終了するリスクがあります。
容量は64GB以上積んでも性能向上には繋がらず、128GBでは逆にゲーム性能が低下するというデータもあるため適切な容量選びと規格の統一が不可欠です。

「同じ時期に同じ製品」を買うことでメモリの相性問題は解決できます。
設定の調整によるコスト0円の緩和策
パーツを買い換えずに設定のバランスを変えることでボトルネックを目立たなくする方法です。
解像度と画質設定の変更
- CPUボトルネック時
- 解像度を上げるか、画質設定を上げます。これによりGPUへの負荷が増え、相対的にCPUの待ち時間が減るためCPUの性能不足が目立たなくなります。
- GPUボトルネック時
- 解像度を下げる、または影やテクスチャなどの画質設定を下げます。これによりGPUの負荷が減りフレームレートが向上します。
フレームレート制限
ゲーム内設定やNVIDIAコントロールパネルで、モニターのリフレッシュレートに合わせてフレームレートの上限を設定します。これにより、無駄にCPUやGPUが100%で稼働するのを防ぎ熱暴走や電力不足による不安定な挙動を抑制できます。
DLSS / フレーム生成の活用
DLSSはAIを使って低い解像度から高解像度へアップスケーリングする技術で、GPU負荷を劇的に下げられるため4K環境などでのGPUボトルネック解消に非常に有効です。
GPU側でAIがフレームを書き足すことで、CPUがボトルネックになっていてフレームレートが伸びない状況でも、見かけ上のフレームレートを倍増させることができます。

遅延が発生するため競技性の高いFPSには不向きです。
ボトルネックかどうかを調べる方法
・実測によるボトルネックの判断基準
・計測ツールの使い方
・CPU性能比較サイトの注意点
ボトルネックチェッカーのようなWeb上の計算機よりも、「タスクマネージャー」などのモニタリングツールを使って実際のゲーム中の「使用率(稼働率)」を確認することが最も確実な実測方法です。
実測によるボトルネックの判断基準
CPUとグラボの「使用率のバランス」を見ることでどちらがボトルネックかを判断します。
- 理想的な状態
- ・GPU使用率:90%〜100%
・CPU使用率:40%〜50%程度
グラボが全力を出し切っておりCPUにはまだ余裕がある状態です。これは「CPUがグラボの足を引っ張っていない」理想的なバランスとされています。
- CPUボトルネックの状態
- ・GPU使用率:低め(例:40%〜50%など)
・CPU使用率:高い(または特定コアが100%)
CPUの処理が追いつかずグラボがサボっています。この場合、CPUを高性能なものに交換すると改善する可能性があります。
特殊なケース(最適化不足・激重ゲーム)
・GPU、CPU使用率ともに100%近く
両方のパーツが限界まで酷使されている状態です。これはボトルネックというより、ゲーム側の最適化不足やPCスペック全体の不足を示唆しています。
【Windows標準】タスクマネージャーの使い方
専用ソフトは色々ありますが、ボトルネックを確認するだけならWindows標準機能のタスクマネージャーで十分です。ただし、普通に見ようとすると正しい数値が表示されません。以下の手順を守ってください。
1.ゲームの設定を一時的に「ウィンドウモード」にする
2.Ctrl + Shift + Esc でタスクマネージャーを開く
3.「パフォーマンス」タブを開き、左側の「GPU」を選択する
4.ゲーム画面とグラフを横に並べてプレイ中の数値を確認する

「GPU使用率(3D)」が90%〜100%張り付きなら正常、80%以下ならCPUボトルネックです。
CPU性能比較サイトの注意点
・ベンチマークスコアと「実ゲーム性能」の乖離
・検証環境と方法の不透明さ・ズレ
・用途による「適正」の無視
ネット上の「CPU性能比較サイト」や「ボトルネックチェッカー」、および「ベンチマークスコア」を利用する際の注意点を解説します。

ゲームが必要とする処理とは評価の前提条件が異なるため実際のゲーム性能を測る指標としては役に立ちません。
ベンチマークスコアと「実ゲーム性能」の乖離
一般的なCPU性能比較サイトはゲームにおいて最も重要な「キャッシュ性能」を評価基準にしていないため、「Ryzen 9800X3D」のような高性能CPUを不当に低くランク付けすることがあります。
ベンチマークソフト上で高いスコアが出ても、実際のゲームプレイでは全くフレームレートが出ないという乖離が頻繁に起きるためスコアサイトの数値をそのまま信用してはいけません。
検証環境と方法の不透明さ・ズレ
比較サイトやブログのデータは実際の戦闘シーンとは負荷がかけ離れた無意味な環境で検証されていたり、性能を大きく左右するBIOSやドライバーのバージョン情報が記載されていなかったりするためその信頼性には疑問が残ります。
用途による「適正」の無視
汎用的な比較サイトのスコアはDTMや動画編集といった特定のクリエイティブ作業における実用性を全く反映していません。
専門ソフトの動作は一般的なベンチマークとは無関係であることが多いため、数値の大小で判断せず実際にそのソフトを使用しているユーザーの検証データを参照する必要があります。
