Apex?それともモンハン?「目的」で変わるスペックの選び方
失敗しないPC選びの近道は予算から決めることではなく、「プレイしたいタイトル」と「目指すフレームレート(FPS)」からスペックを逆算することです。
例えば、「Apex Legendsで240fpsを出して勝ちたい」のか、「モンハンワイルズを4K高画質で60fps維持できればいい」のか。この「ゴール」さえ明確にできれば選ぶべきスペックは決まります。
チェックポイント
極論、グラボさえ良ければなんとかなります。映像の美しさも、動きの滑らかさも、9割はグラフィックボードの性能次第。
CPUやメモリのランクを一つ下げてでも、グラボだけはワンランク上を狙ってください。
失敗しないPC選びの近道は予算から決めることではなく、「プレイしたいタイトル」と「目指すフレームレート(FPS)」からスペックを逆算することです。
例えば、「Apex Legendsで240fpsを出して勝ちたい」のか、「モンハンワイルズを4K高画質で60fps維持できればいい」のか。この「ゴール」さえ明確にできれば選ぶべきスペックは決まります。
チェックポイント
極論、グラボさえ良ければなんとかなります。映像の美しさも、動きの滑らかさも、9割はグラフィックボードの性能次第。
CPUやメモリのランクを一つ下げてでも、グラボだけはワンランク上を狙ってください。
【公式発表】主要タイトル推奨スペックまとめ
”公式が発表している”推奨スペックを簡単にまとめてみました。
| ゲームタイトル | 公式推奨 GPU | 公式推奨 CPU |
|---|---|---|
| Apex Legends | GTX 970 | Core i5-3570K |
| VALORANT | GTX 1050 Ti | Core i5-9400F |
| タルコフ | GTX 1060 | Core i5-9600K |
| モンハンワイルズ | RTX 2070 Super | Core i5-11600K |
| 原神/鳴潮 | RTX 2060 | Core i7-9700 |
| FF14 黄金のレガシー | RTX 2060 | Core i7-9700 |
最前線でゲームをプレイしている方なら、このスペックの「違和感」にすぐ気づくはずです。
ご覧の通り、Apexやタルコフなどの公式情報は数年前から更新されておらず、アプデや新機能の実装を繰り返している現在のゲーム環境とはかけ離れているのが現状です。

公式の言う『推奨』と、ゲーマーが求める『快適』には、天と地ほどの差があるから注意してね!
【ゲーマー目線】リアルな推奨スペック
公式が発表している推奨スペックは、あくまで「標準画質でとりあえず動く」という最低限のラインであることがほとんどです。
しかし、私たちが求めているのは、そんなギリギリの性能ではありませんよね?
- 「144fps / 240fpsを出して撃ち合いに勝ちたい」
- 「画質を上げてもカクつかない余裕が欲しい」
- 「最新のアプデで重くなっても耐えられる構成がいい」
そこで、現在のゲーム負荷やアプデ状況を踏まえた、実戦で通用する「本当の推奨スペック」をまとめました。
![]() エーペックスレジェンズ | ||||
知っておくべき「DLSS」と「フレーム生成」
「DLSS」や「フレーム生成」は、専門用語で難しく聞こえますが、要するに「AIがパラパラ漫画の中割りを勝手に描いてくれる機能」です。
RTX 40/50シリーズに搭載された、「画質はそのままで、映像を2倍滑らかにする」機能です。
しかし、AIが絵を描く時間が発生するため、RPGでは「神機能」ですが、FPSでは「命取り」になります。
向いていない:対戦FPS
- Apex、VALORANT、OW2 など
- 効果: 映像は滑らかですが、「操作がワンテンポ遅れる」感覚になります。
デメリット: AIが絵を描く一瞬の隙が、マウス操作の「入力遅延(ラグ)」として現れます。「撃ったのに当たってない!」「視点が重い!」という事故が起きるため、対戦では命取りです。
向いている:RPG・アクション
- モンハン、サイバーパンク、GTA など
- 効果: 「映画のような滑らかさ」になります。
メリット: RTX 5060 Tiのような中級グラボでも、AIの力でハイエンド並みのヌルヌル映像を楽しめます。 0.1秒を争うゲームではないため、多少の遅延は気にならず、没入感が劇的に上がります。

